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香港、中国出張顛末記(その2)
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    広州東駅に着き、しばらく歩いていると走っている自転車がみな同じような自転車であることに気がつきました。色は数色ありますがシンプルな作りでライトや変速など一切ありません。


    シンプルだけならまだ良いのですが、ボコボコに凹んでおり、サドルもかなり痛んでいます。さらに周りをよく見回すと、あちらこちらに乗り捨てられている自転車が目に付きます。お店の前だったり、道路脇だったり、道路上だったり(笑)、好き放題、やりたい放題です。


    そうです。これらは全てシェア自転車です。30分1元(約20円)という低価格で広州、上海、北京などの大都市を中心に数年前から急速に乗り捨て自由のシェア自転車が広がっていますが、同時にこれは不法投棄のゴミの塊と化し、街の景観を大きく損ね、社会問題となっている現状もよく分かりました。


    シェアはエコロジーの面では優れているとされていますが、自分のものではないので大切に扱わないという悪い面も浮き彫りになってきます。自分のもの、他人のものという考え方から、「全ては地球のものだ」という考え方まで引き上げないとモラルは維持できず、却ってマイナスなのではないかと思います。これは日本でも同様です。


    シェアが増えて行く中で、シェアの本質をしっかり伝えることが大切です。エコロジーやサステイナビリティは「地球環境保護し、維持するために限られた地球の資源を効率的に使う」ことが本質です。個人にとって得か損かだけではエコロジーに繋がらないのではと思います。


    | - | 09:48 | comments(0) | - |
    香港、中国出張顛末記(その1)
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      久し振りに香港、中国に行ってきました。香港は1998年から2001年まで前職時代に駐在員として住んでいたこともあり、個人的にも大変思い出深いところです。


      香港は香港島(香港サイド)と九龍半島(九龍サイド)に分かれており、それぞれ生活圏が別です。私が住んでいたところは香港島、職場はその中心部の金鐘駅の真上にありました。20年前は職場の前は海(ヴィクトリア湾)でしたが両サイドからの埋め立てが進み、現在は海から川のような距離感になっていました。


      両サイドを行き来するには車と電車と船がありますが、旅情をかきたてるのはやはり船です。今は分かりませんが昔は2ドル(30円)で渡してくれ、船の上から100万ドルの夜景を一望することもできました。香港旅行に行かれる際は是非夜に乗ってみてください。


      香港は歴史的にアクセサリー、ジュエリー、時計の工場が集まっていましたが、90年代に中国への移転が進み、今ではショールームと本社機能だけ残しており、生産工程に関わる重大な決定事項や検品については中国で行うことになります。今回も香港で新作を見ながら打ち合わせを終え、夕方中国国境を越えて行く列車の直行便で一路広州に向かうことになりました(写真の広九鉄道も今年中に新幹線に変わり、2時間が40分に短縮されます)。


      広州東駅に到着すると、そこでまず目にしたものは、、、、驚くべきものでした。

      (その2へ続く)



      | - | 09:22 | comments(0) | - |
      ハマイチ再び!
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        この週末、今度は友人たちと再びハマイチ(浜名湖一周)をしてきました。

        前回息子と回った時は最後はフラフラ、クタクタになったのですが、今回は風も強くなかったので快調に飛ばして余裕で回ってきました。


        一周67キロ、ゆっくり休みながら5時間のロングライドです。浜名湖は湖畔のサイクリングロードが全体の7割で、3割の区間は国道沿いのため整備されていないので、少し時間はかかりますが完走した時の爽快感はいつも病みつきになります。また行こう!


        ところで、マーケティングの話ですが、SPDシューズ、パールイズミ、ジェルパット付きインナーパンツ、これなんだか分かりますか?

        全てサイクリストなら誰でも知っている道具やブランドですが、サイクリストでなければ知りません。

        あらゆるスポーツや趣味においてマニア向け商品やブランドは存在します。モノが溢れる成熟化した時代になると、あらゆるコトやモノが細分化し、多様化していきます。そうなると狭いターゲットの深いニーズを満たすマニア向け商品が増えてきます。。


        マスマーケットはモノ不足の時代に成長しましたが、モノ余りの時代になると徐々に崩れていきます。マスマーケットはプレイヤーが減り、寡占化します。寡占化すると、業界1位、2位までは黒字、3位以下は赤字という結果になります。回転寿司で考えてみると分かりやすいです。寡占市場は大資本が活躍する市場です。


        中小企業はニッチマーケットに活路を見出し、研究開発を進め、狭いターゲットの深いニーズに特化し、特徴のあるユニークな新しいものを次々生み出し、挑戦し続けなければなりません。新しいマーケットは時代の変遷の中で必ず生まれます。細分化が進むと満たされない新しいニーズが次々と生まれます。


        自転車の例では、ロードバイクで長く、早く走りたいという人のニーズからSPDシューズが誕生しました。固いサドルでお尻が痛くなるのは嫌というニーズからジェルパット付きインナーパンツが生まれました。それらを逸早くサイクリスト業界でブランディングしたパールイズミという会社がナンバーワンブランドになりました(サイクリストに大半がこのブランドを使っています)。


        マーケティング発想では、メーカー視点で作ったものを売るのではなく、顧客視点で売れるものを作ります。自分たちの顧客は誰かをまず見える化して、顧客の求める価値、利便性や問題解決、コスト意識をあぶり出し、そのニーズを満たすものを作ります。

        ニッチマーケットでは「私のとってなくてならない唯一無二のブランドだけれど、他人にとっては全く必要としないブランド」を目指します。こうしたマーケティングやブランディングのイロハを社内読書会で勉強していますが、最近市場の変化が早くなっているので、実践に移すタイミングが早く来そうです。


        | - | 18:59 | comments(0) | - |
        ワールドカップで毎晩寝不足です
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          昨晩も夜中日本を応援していたので今日も寝不足です。

          決勝トーナメント出場おめでとう!と大喜びしているサポーターたちと一緒に日本の活躍を心から言いたいところですが、なんとなくスッキリしていないのは私だけでしょうか?


          決勝トーナメントに進むことは日本チームにとって、いや日本人にとって大きな目標だったので、頭の中では試合内容としてはああすべきだったし、良く頑張ったねというものでしたが、心の中ではそうじゃないでしょと思っている自分がいました。

          選手の皆さんの気持ちはその数倍だったと思いますし、ワールドカップでこんな試合はしたくないという気持ちを抑えた忍耐の勝利だったと思います。


          私が見たかったのは戦略的なパス回しではなく、侍ジャパンが力を出し尽くして「勝利を掴む」シーンでした。そうです。今回の試合はスポーツマンシップに則った「美しさ」が欠けていました。


          勝負はもちろん勝ち負けの結果が重要ですが、私にはどうやって勝ったのかという精神性の方が大切です。これはワールドカップです。ワールドカップはオリンピック以上にナショナリズムが表に出る大会なので、「日本人」の国民性を世界に印象付けることになります。短期的には目標は達成しましたが、長期的にはこれから世界のあらゆるビジネスシーンで「やっぱり日本人だ。ズルしてもルールに違反していなければ何やっても良いんだよな」と言われるでしょう。


          次回は「侍ジャパン」としてサムライの名に負けない清く、正しく、美しい日本人の清廉さを体現するような試合を見せて欲しいと思います。それは誰よりも世界のチームで活躍する選手の皆さんが一番強く望んでいることだと思います。決勝トーナメント頑張れ!



          | - | 06:06 | comments(0) | - |
          釣りで気づいたこと
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            乗合船でイサキ釣りに出かけ、久し振りにそこそこ釣れました。イサキは梅雨の魚でこの時期産卵のために浅瀬にやってきます。7月を過ぎると一斉にどこかに行ってしまうので毎年この時期になると海はイサキを狙う釣り人で賑わいます。この時期のイサキは脂も乗っていて、刺身でももちろん旨いのですがやはり王道は塩焼きです。昨晩は塩焼きを堪能しました。幸せを感じる瞬間です。


            ところで、釣りに行くと色々と気づくことがあります。その1つは気候変動が足元で起こっていることです。これは深刻です。毎年伊勢湾では春先シラス、コウナゴの群れが一斉に沸き、それを狙うスズキやマダイが湾に入ってきます。それが今年は様子が違いました。


            気候変動の影響でシラスやコウナゴが全国的に獲れなくなり高値が付いたので、伊勢湾の漁師は一斉にシラスやコウナゴを獲りはじめました。すると伊勢湾でも枯渇し、それらを餌とするスズキやマダイが獲れなくなりました。仕方なく船は湾をでて、沖合に出るなどしていましたが焼け石に水という状況が続きました。


            魚が獲れないので漁師の中には禁止されている底引き網やはえ縄漁をバレない夜間にあちらこちらで行う人も現れ、ついに湾内の魚はヒラメやコチまでもごっそり居なくなってしまいました。これは今年の春に伊勢湾で起こったことです。知り合いの遊漁船の船長も嘆いていました。


            全てのことは繋がっています。世界人口が膨れ上がり60億人の時代から90億人の時代になり、中国や南米の貧しかった発展途上国が次々と豊かになり、その暮らしを支える工業化により地球の温暖化が進んでおり、世界レベルで気候変動が起こっています。それに加えて足元では限られた水産資源の争奪戦が繰り広げられています。


            釣りは自然という大きな枠の中で成り立っていますが、地球温暖化と資源の争奪戦の影響を肌で感じます。「自然が猛烈な勢いで壊れつつある」、これが私の肌感覚です。私たちが出来ることはなんでしょうか?


            便利で豊かな暮らしは誰しも目指すところですが、行き過ぎると長期的には取り返しのつかないことになります。そうならないうちに、例えば省電力に取り組み24時間営業をやめるとか、数年単位で家電を買い換えるとか、ホテルのパーティーの食事はビュッフェをやめるとか、無駄をなくし、省資源でのホドホドの暮らしを一人一人が目指すことで改善されると思うのです。「知足」という高度な倫理観が私たちに求められています。

            | - | 05:56 | comments(0) | - |
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