連日テレビやネットで報道されているコロナウイルスですが新しい局面に入ったということで昨日は安倍首相直々に2週間程度の大規模なイベントの自粛要請があり、コンサートや卒業式の自粛や規模縮小など一気に自粛のレベルが進みました。当社も希望者は時差出勤可能としました。
コロナの怖いところは「得体が知れない」ことです。それゆえにこうした判断は正しいと思いますが、日本経済にとってダメージが少なくありません。これから多くの産業に悪影響が出てくると思います。コロナは日本の危機、世界の危機、人類の危機ですので国民みんなで頑張って乗り越えていかねばなりません。
コロナウイルスはインフルエンザウイルスと良く似ていますが、
(1)重症者や死亡者はインフルエンザと比べて少ない?インフルエンザの死亡者数は年間3000名程度います。それと比較してコロナはどうかと言う見方をする必要があります。
(2)開発中のワクチンや治療薬の有効性はインフルエンザと比べて高い?インフルエンザはワクチンが効かない、効きにくいと言われています。また治療薬のリレンザやタミフルも「重症化させないためのもの」でありウイルスを治すのは自己免疫力なのです。
(3)コロナウイルスは終息するか?SARSのように完全に封じ込めることが出来ればベストです。それができなくともインフルエンザ同様、ウイルスの正体を解明し、受け入れる体制を作ることで事態を収束させることは可能だと思います。敵を知ることで怖くなくなります。
ご参考までにこれはインフルエンザの死亡者数です(厚生労働省の統計)2017年2600人、2018年3300人の方が亡くなっています。
1950年代、1960年代に世界的なインフルエンザパンデミックが起き、この年は年間7000人を超える人が亡くなりました。
コロナウイルスがインフルエンザと同じようなものだとすると、「得体が知れない」ということは確かに怖いけれども、過剰に警戒したり、過度に薬に期待するのではなく、「電車の吊り革などには出来るだけ触れず」、「手洗いやうがいなど出来ることをしっかりやる」。また「早く帰ってしっかり栄養価の高いものを食べて、ぐっすり寝て、免疫力をしっかり高めておく」ということの実践が大切だと思います。
ところで、以下のような、デマのメールが拡散していますのでくれぐれもお気をつけください。
(私のところにも回ってきました)