パリで買ってきたチーズの戦利品を並べながら、早速、ワインと山羊のチーズで乾杯となりましたが、このチーズ、思ったより熟成していて、うーん、クルなあ。でもこの臭さがおいしいんだろうけどとネットで見つけた説明文をグーグル翻訳で調べたところ。
んんん?「この○○は口の中でかなりの長さを提供する、、、」。まさか、、、そんな訳ありませんよね。でも見れば見るほど、、、、。
ヤフーの音声入力機能もまだ正確に聞き取ってくれずイライラするレベルですが、グーグルの翻訳機能もまだこの程度なんですね〜(笑)。とは言うものの、空港での出国手続きも画像認識技術の進歩で完全自動化され、AI技術は確実に私たちの生活に入ってきています。あと数年も経てばさらにAI技術が進み、IOTの時代となり、留守宅の管理や遠隔地からの施錠やエアコンの操作も普通にできるようになります。いまはその丁度夜明け前、結構こうした面白い誤訳なんかも貴重な瞬間なのかも知れません。
普通のネット翻訳はこのチーズの通りでしたが、画像認識による最先端の翻訳技術は一体どのくらい進んでいるんだろうと展示会で貰ったフランス語をカメラで撮って見たところ、文脈はバラバラで理解不能でしたが、単語は読み取れているのでなんとなく意味は伝わりました。それだけでも凄いことですね。時代の進化、テクノロジーの進歩の凄まじいスピードを実感します。
夜にはパリのアンティークマーケットで買った銀のティーストレイナーを使って紅茶を淹れてみました。こうしてお茶を飲むと気分は1900年頃のフランスです。時間がまだゆっくり流れていた時代はこんな感じだったんだろうなあ。こんな気分を味わえるのがアンティークやヴィンテージの「コト」の価値なんだろうなあ。顧客目線で体験すると良く分かります。今度、紅茶用のティーカップでも買って本格的にやってみよう。