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仕事をすることで幸せになれる!
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    仕事はそもそも辛いもの、嫌だな、辛いな、今日は休みたいなと感じることも多いと思いますが、幸福論を書いた哲学者のラッセルは、必ずしもそうではないと言います。


    ラッセルは幸福を妨げる8つの要因の一つに「退屈と興奮」をあげています。「人は退屈を感じると幸せになれない」、退屈にならないために(1)退屈に慣れる(2)仕事をする、のいずれかの行動をとることが大切だと言っています。


    退屈に慣れるということも1つですが、石ころをじっと見つめて、あー楽しいなと思えるようになるには相当の訓練が必要です。では退屈に慣れることができないとどうなるか、その真逆である「興奮」を追い求めギャンブルや酒、クスリにハマってしまい、結局不幸になると言います。うーん、そうだな。お酒にハマって身を崩すという話は良く聞きますね。


    ラッセルは仕事をすると幸せになると言います。確かに、仕事をしていると毎日色んな出来事が次々と起きてくるのでそれに向き合っていくだけであっという間に時間が過ぎていきます。あー忙しい、もう一週間が過ぎた、それって実はとっても幸せなことなんですね。


    海外出張や地方出張に忙殺され、もう嫌だ、あーくたびれたと思うことも多いでしょう。お客様や上司(社長?)に無理難題を押し付けられて、そんなこと言われても、、、と悩むことも多いでしょう。でも考えてみたら、だからこそ退屈を感じないのでは?とラッセルは私たちに問いかけています。確かに一理あります。


    また仕事をすると土日が楽しみになると言います。たしかにそうです。毎日が土日だったらどうでしょう。土日の感覚がなくなり、日がな一日を過ごすことは凡人には苦痛でしょう。週末にあれをしよう、これをしようと予定を立てているからこそ、1日1日が輝き、それだけで楽しい気持ちになります。


    人生100年時代と言いますが、いくつになっても、仕事の内容は変われども、地域ボランティアをしたり、家庭菜園をしたり、利他の精神で年相応の仕事をし続けることで幸せになれるんでしょう。さらにラッセルは意識を外に向けよと言います。うちにこもってばかりいては自意識過剰になり、くだらないことばかり考えるため、幸せになれないそうです。小さな悩みにつまづいたら宇宙的な視野に立ってオレの悩みなんてちっぽけだなと考えるべきだと言います。


    私の最近の休日は犬の散歩と通い始めたドッグスクールです。やんちゃ娘の教育を楽しんでいます。愛犬も今月末で生後6ヶ月になり、小学生くらいになってきました。



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