2018.06.29 Friday
ワールドカップで毎晩寝不足です
昨晩も夜中日本を応援していたので今日も寝不足です。
決勝トーナメント出場おめでとう!と大喜びしているサポーターたちと一緒に日本の活躍を心から言いたいところですが、なんとなくスッキリしていないのは私だけでしょうか?
決勝トーナメントに進むことは日本チームにとって、いや日本人にとって大きな目標だったので、頭の中では試合内容としてはああすべきだったし、良く頑張ったねというものでしたが、心の中ではそうじゃないでしょと思っている自分がいました。
選手の皆さんの気持ちはその数倍だったと思いますし、ワールドカップでこんな試合はしたくないという気持ちを抑えた忍耐の勝利だったと思います。
私が見たかったのは戦略的なパス回しではなく、侍ジャパンが力を出し尽くして「勝利を掴む」シーンでした。そうです。今回の試合はスポーツマンシップに則った「美しさ」が欠けていました。
勝負はもちろん勝ち負けの結果が重要ですが、私にはどうやって勝ったのかという精神性の方が大切です。これはワールドカップです。ワールドカップはオリンピック以上にナショナリズムが表に出る大会なので、「日本人」の国民性を世界に印象付けることになります。短期的には目標は達成しましたが、長期的にはこれから世界のあらゆるビジネスシーンで「やっぱり日本人だ。ズルしてもルールに違反していなければ何やっても良いんだよな」と言われるでしょう。
次回は「侍ジャパン」としてサムライの名に負けない清く、正しく、美しい日本人の清廉さを体現するような試合を見せて欲しいと思います。それは誰よりも世界のチームで活躍する選手の皆さんが一番強く望んでいることだと思います。決勝トーナメント頑張れ!
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