昨日は仕事で帰りが遅かったので病院の方は奥さんに代わってもらい、自宅に帰ってきました。
その代わり、初めての旗当番でした!、朝7時過ぎに朝食を終え、立つ場所を確認し、指定された場所に行ってマニュアルを読み、そのあとは、10mくらい向こうにいる見守りのおじいさんに挨拶をして、さあ準備万端です。
子どもたちがやってきました。これまで車の中から子どもたちを見ていましたが、こうして間近で見るのは初めてです。「おはようございます!おはようございます!」、子どもたちはとっても元気、低学年から高学年までみんな上手に挨拶が出来ます。僕の顔をキチンと見て挨拶をしてくれます。いやー良い子たちだなあって思いながら「おはようございます」、私もとびきりの笑顔で応えます。
子どもって小さいんだな。低学年の子どもたちがとっても小さく思えます。しっかり守っていないと壊れてしまいそうな、か弱い存在です。うちの次男坊は小学6年生なので同じ小学生でも大違い。まあ当たり前ですね。
後ろの方を見ると、次男がいました。「おお!大智、おはよう!」、プイっ。知らん顔、、、あれっ、、、。ふーん、そっかあ、大きくなったなあ、一年前だったらどこに行くときでも子犬のようについてきたのにな。ふふふっ、何だか可笑しくなってきました。そっかあ、もう6年生だもんな、そんな歳になったんだぁ、最近お兄ちゃんのことばっかりでなかなか相手できなくってごめんな。
突然、涙が、、、。
目の前を横断していく子どもたちを見ていると、どの子もみんな愛おしく思えてきます。
おーい、子どもたち、みんな、どうか、このままスクスクと大きな病気もせずに大人になってくれ、お父さんやお母さんを早く追い抜き、親父、おふくろと呼ぶところまで元気に大きくなってくれ。
そんな思いが次から次へと出てきました。横断歩道で旗を持ってハンカチで目を拭っているおじさんはどう見ても怪しい不審者です。
こうやって歳をとっていくのかな、そう思っているとやがて子どもたちの姿が見えなくなり、お疲れさまでしたと見守りのおじいさんから声がかかり、初めての旗当番は終わりました。