メンソーレ!那覇にやってきました。日本は広いです。名古屋は朝から土砂降りでひんやりしていたのに那覇空港から一歩踏み出すとどっと暑さと湿気の中に押しやられ、たちまち滝のような汗が出てきました。ここ那覇は33度、もう夏まっさかりだったのです。
沖縄は地形的には鹿児島より台湾に近く、与那国島からは台湾の基隆市が見えます。地図を見ないと実感がわきませんが完全な亜熱帯で、同じ日本でも北海道とは10度くらい気温が違います。
その沖縄は他の何処よりも外国人観光客が多く、ここって外国?って思うくらいアジアからのお客様で一杯です。またそうしたリゾート地にあるためか、商業施設もリゾート色が強くモールに水族館監修の水槽があってナポレオンフィッシュが泳いでいたり、それだけで「得した気分」になります。
それにモールには外貨両替のATMだってあるんです。ちらりと見るとATMにはポンドとの交換レートが出ていましたが1ポンド136円でした。5年くらい前は250円だったので大変なポンド安です。ブラックスワンという言葉がありますが、そこまでの状況ではないにしろ、1年前には想像できなかったことが起きてしまいました。
さて、店舗巡回と販売員さんたちとの打ち合わせを終えた後は沖縄居酒屋での懇親会です。泡盛を片手にマグロのカマ煮、グルクンの唐揚げ、ゴーヤチャンプルなど次々といただき、気づくと時間は12時を過ぎてしまいました。最後の締めは名古屋からの出張者、3人で沖縄そば。那覇ナイトを満喫しました。
今やリゾートウェディング の聖地としてアジア諸国からも熱い視線を浴びている沖縄ですが、一方では米軍基地問題を抱えていたり、領土問題の最前線として緊張している地域でもあることを日本人として分かっておく必要があり、出張という機会があることに感謝しつつ、沖縄の方たちの目線でその歴史を見つめ、空気を感じることが大切だと思いました。