CALENDAR
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>
ARCHIVES
CATEGORIES
MOBILE
qrcode
<< 思わず見入ってしまいました! | main | 幸せについて考えました! >>
小野田さんの言葉が心に刺さりました!
0

    IMG_2931.JPG


    この時期になると決まって終戦に関連したテレビやニュース番組を見かけます。その1つに小野田寛郎さんを取り上げた番組があり、懐かしさもあって見ることにしました。小野田さんはフィリピンのルバング島で終戦後も戦闘状態のまま29年間滞在し、最後は元上官の解除命令を受けて帰国したという方です。


    私と同世代以上の方はもちろんご存じかと思いますが、若い世代の人もあの鋭い眼光で敬礼する小野田さんの写真を見たらあーこの人かと分かると思います。戦後29年間もジャングルで戦闘状態で過ごすことってどんな気持ちなんでしょうか。班長として振舞いながらも部下が亡くなっていく、どんな気持ちで見送ったのでしょうか。また家族への思い、日本への思い、どれだけ募ったでしょうか。私だったら気が狂います。


    その小野田さんは既にお亡くなりになっていますが、日本に帰国後、もう一度思った通りに生きたいと直ぐに姪の住むブラジルに移住し荒地を購入し、自ら農場を作り、現地で大成功しました。数奇な運命を生きた方でしたが、その生き様には学ぶことも多くありました。


    特に晩年の小野田さんがインタビュー映像の中で遺した言葉が印象的でした。「目標をしっかり持つとね、切り捨てることができるんです。色々なことに囚われずに済むんです。一旦目の前のことに囚われてしまうと絡め取られてしまい、前に進めなくなるのです。」


    自分が何をしたいのか、そこが目標です。ここがしっかりあれば、手段は自分で決めることができます。小野田さんにとって「玉砕はしない。必ず生きて帰る」という目標があったからこそ、ジャングルを生き抜くことができたと思いますし、その後「自分が生きた証を残す」という目標があったから、帰国後直ぐにブラジルに移住し、牧場経営という大仕事が出来たのだと思います。


    私たちは、「幸せになるために、全てのことを自分で決める」という権利を持っています。誰もこの権利を奪うことはできません。周りが何と言おうと自分のことは自分で決める。そしてその結果は良くても、悪くても全て自分で引き受ける(誰のせいにもしない)という心意気が重要です。私はそう思っていますし、そう意識しています。


    安倍首相も最初に首相になったとき、難病指定されている潰瘍性大腸炎を患い苦しみました。その時、総理を辞めるという決断をしました。野党だけではなく、身内の与党議員からもひどいことを言われましたが、すぱっとやめてしまいました。自分のことは自分で決めるとはそういうことです。それでもしっかり目標を持っていたので総理に復活し、今に至っています。安倍政権が長期政権であることはそうした背景が大きいのではないかと思います。私の親族も潰瘍性大腸炎でしたが本人も死を考えるほど辛かったと言います。それだから安倍首相は同じ病気の人の希望の星だと、安倍首相のように自分たちも治して社会復帰できる。多くの患者にとって安倍首相の存在が心の支えになっているということでした。


    楽な仕事はありませんが、楽しい仕事はいくらでもあります。全てはコインの裏表です。物事の捉え方でその後の選択は変わってきます。私たちは自分のことは自分で決めることができます。辛いときは自分の内面が成長していると信じるのです。それでもどうしても出来なければ止めれば良いのです。一旦、止めて別のアプローチを考えれば良いのです。必ずあります。自分の目標は何か、そのためにはどうするか、いま詰まっている状況であればどう克服するかを考える技を身につけるとずいぶん楽に生きれるはずです。


    | - | 11:19 | comments(0) | - |
    コメント
    コメントする