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台湾でたくさんの方々とお会いしました!
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    台湾初日は台北でメーカーさん2社と打ち合わせを行いました。今年の春夏商戦の結果報告と来年の方針、課題などを説明し、お互い確認し合いました。台湾メーカーとのお取引も20年以上になるのでお互いのことは良く分かっていますが、それでも年に一度のこうした話し合いは必要だと考えています。そのあとは現場レベルの実務的な打ち合わせを担当同士で行い、お互い頑張っていきましょうと打ち合わせを終えました。


    翌日は朝から台南に移動し、午後から一気に樹脂工場を4社回りました。一緒に行ったK君から色々説明を受けながら今年のトレンドなどを見ましたが、私の知らないことばかりでとても勉強になりました。K君が培ってきた企画のノウハウは相当なもので、またこうした協力メーカーの技術があるので、もう少しオリジナルな要素を入れ、グッとお客様ニーズに特化した特別バージョンを増やすことが出来れば、付加価値の高いさらに良いものが出来ると思います。


    これからの時代は、最終ユーザーである消費者のニーズを絞り込み、そのニッチで深いニーズをあぶり出し、具体的にモノとして「他にはない当社独自の価値」を提案します。そこで販売員さんや販促ポップを通じて「こんなのあったら楽しくありませんか、ワクワクしませんか」と投げかけ、お客様に使用シーンを想像してもらうのです。但し、オンリーワンのニッチで深いニーズに特化して、商品として提案するのですから、そもそも最初の分析が不十分だと、そのお客様にとって「全く意味のないもの」になってしまいます。


    また提案はお客様の立場に立って行うことなので、全て他人中心思考で考え、何が魅力なのかを何度も立ち返って考え、考えを熟成させなければ売り方は見えてきません。気をつけることは何から何まで相手に依存してしまうことです。これはいけません。色々集めてきて、さあ決めてください。そうすると頭を使わなくなり、どんどん提案力が退化します。必要なのは主体性と想像力です。何を、どうしたいのかをはっきりさせ、お客様の気持ちを推し量ることです。


    最後に余談ですが、ただいま台湾は地方選挙戦の真っ只中で、野党が有利とのこと。予想通り与党が負けると次の大統領で大波乱が起きるかも知れません。そんな中であちこち候補者本人が手を振って歩いていますが、名入りのお菓子を配っていました。日本だと公職選挙法違反に問われますが、国も違えば常識も違うんですねえ。




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