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竹に日本の美を感じました!
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    IMG_1600.JPG


    今回の展示会で非常に好評だったのが竹を使ったジャパニーズモダンなアクセサリーです。工房は300年以上続く、京都の竹細工の工房です。アクセサリーとして製作するのは初めてとのことですが、アクセサリーのデザインを持ち込むことで和洋折衷という言葉にふさわしい印象に残るものに仕上がっていました。


    開発の経緯を担当に聞くと最初は色がついていなかったのでちょっと寂しかったけれども途中で大和色を塗ってみると一気にアートな感じに仕上がってきたということです。たしかに群青色、萌黄色、京紫と言った大和色を塗ると一気に平安時代になります。


    ターゲットはやはり大人世代でお茶やお花をやっている方たちや、和のものを身に付けたいと考えているものの日常的に着物を着こなすまではいかない方になるでしょう。さらに言えば、外国人観光客です。訪日観光客3000万人時代ですからマーケットの存在感もひときわ大きくなりました。値段や販路などはもう少し勉強する必要がありますが、ニーズはあるので伸びそうです。


    ところで、ここ数年感じていることですが、ヨーロッやアジアでの日本ブームはどうやら一過性のものではなく、特に企業経営者や文化人の間では瞑想などもライフスタイル化しており、「動」から「静」の流れを感じています。表面的なファッションだけではなく「和敬静寂」と言った日本人のわびさびの精神性も海外での評価が高くなっています。私の知人(窯元)もいまパリで陶器の展示会を行なっていますが、大盛況で、その感触を掴んだと言っていました。


    戦後の日本はアメリカやフランスに対する憧れで「洋」「動」一色できましたが、市場の成熟化が進み、市場が細分化する中で、色々なニーズが出てきています。ニーズが大きくなるとチャンス到来です。現代流に変化させながら「和」「静」のテイストを取り込み、外国人観光客や和テイストの好きな日本人を意識した市場にマッチさせていければ大きくなるはずです。


    マーケティング的に言えば、お客様は素材やデザインという「モノ」を買っているのではないということです。モノを通じて使用シーンをイメージしながら「和テイスト」を買っているのです。和テイストを身につけたお客様の心境はどんなものでしょうか。想像しながら商品の価値として膨らませていきます。


    こうした商品は、商品づくりに加えて、そうしたイメージを膨らませてもらうための什器や台紙といった環境づくりと場合によっては接客まで意識して取り掛かる必要があります。これからの開発チームの活動に期待です。


    大和色です

    | - | 06:40 | comments(0) | - |
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