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源氏物語の世界、いま再び!
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    徳川美術館さんと蓬左美術館さんの新しい企画展を一足先に拝見してきました。それぞれ「源氏物語の世界」と「徳川慶勝の幕末維新」、全くテーマは別です。一度の展示で二度美味しいとはまさにこのこと。


    源氏物語は3年前の一斉公開があまりに衝撃的、これでもかと言うほどお宝満載だったのであれ以上のものはなかなか難しいだろうと思っていましたが、3年ぶりの国宝「源氏物語絵巻」や河内本系の最古本の展示や、個人所有のまずお目見えしない源氏物語写し本や、修正前と修正後の源氏物語絵巻の比較など別の観点で国宝源氏物語絵巻を見せることでそれはそれで素晴らしい展示になっていました。


    また源氏物語はそもそも、光源氏などの恋愛を通じて悪い男に騙されないようにという若い女性への戒めになっていたとか、谷崎潤一郎版の源氏物語はあまりにも生々しいのでしばらく発禁本になっていたとか、そうした裏話を聞くだけで、興味の度合いが急激にアップしてきます。一度まとめて読んでみようかなと思いつつも、その量をまじかで見るとやはりオレはあさきゆめみしで十分かなと思ったり(笑)。


    国宝の絵巻を眺めていると名シーンが出てきます。光源氏が女三宮と柏木の子ども、薫を抱き上げ、我が子として育てることに決めたシーンでは、光源氏の心中は如何なるものだったろうか、オレなら堪んないな〜とか、柏木が女三宮を初めて、御簾がめくれ上がったところを偶然見かけるシーンでは、あーここ、ダメダメ、見ちゃったのね、でも気持ち分かるわ〜とか、しばらく絵巻を見ながらおよそ文芸の世界とは程遠い、妄想の世界に浸っていました。


    蓬左文庫さんの展示は、まさに今「せごどん」で放送中の激動の幕末がテーマで、列強のアジア支配から江戸城無血開城、明治維新、戊辰戦争と1つの歴史の流れと苦難の時代を生きた最後の将軍達の生き様が徳川慶勝にスポットを当てて静かに語りかけてきます。これが期待以上の素晴らしい展示でした。

    あまりにも素晴らしかったので「徳川慶勝の幕末維新」については明日詳しく書きます。




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