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フェルメールの光と陰はやはり素晴らしいものでした!
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    東京出張の終わりに上野の森美術館で開催中のフェルメール展を観てきました。現存する35点のうち9点が今回展示されるというフェルメール好きにはたまらない企画展です。


    混雑を避けるために全ての日程が時間指定制となっており、今回私は19時からの最終回を予約しました。こうした時間指定制は初めてで、また夜8時半までやっているので会社帰りでも余裕で観ることができます。フェルメール展は2月まで東京で、そのあと大阪で5月までやっています。もう観るしかないですね。


    フェルメールと言えば、フェルメールブルーと言われるラピスラズリの青色とその補色となる黄色、窓から差し込む光とその光が織り成す影、その光を作る細密技法と絶妙の構図を作る遠近法が特徴で、今回の目玉展示の「牛乳を注ぐ女」はまさにその全ての要素がたっぷり詰まった作品でした。


    瓶からミルクがヒタヒタと溢れる様など思わず息を飲み込むくらいの細かさです。また差し込む光とその陰影を際立たせるため会場内はほとんど真っ暗、天井からのわずかな灯りだけがフェルメールの世界観を作り出しています。ラピスラズリ一色の部屋は静謐という言葉がなによりもしっくりきます。


    これまで、私たちのビジネスの世界においては、ビジネススクールで学ぶような論理思考力や利益管理、在庫効率といった左脳の働きばかりが求められましたが、これからはそれだけでは足りません。差異性や個性や独自性が求められるので、リベラルアーツなどで培った感性がビジネスにおいても意思決定の決め手となり、違いを生みます。


    そうなると鍛えねばならないのは右脳です。ビジョンを決める際も「それは美しいかどうか」という感覚的な視点が求められます。それには常日頃から絵を見たり、音楽を聞いたり、映画を観たり、もっともっと私たちは右脳を使い、美しさを追求しなければならないでしょう。またフェルメールの絵の中にはたくさんの暗示や示唆が隠されています。そうした謎解きをしながら観ていくこともまた楽しみですね。



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