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国も違えば常識も違う(お金に関する海外よもやま話)
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    海外に行くと日本の常識が通じないことにしばしば直面します。これはどちらが正しいということではなく、常識そのものが違うということなので相手に合わせることも一案です。


    私も98年、前職で香港に赴任したときに何度もそれを経験しました。なかでも一番記憶に残っていることは小切手です。今は分かりませんが当時の香港ではパーソナルチェック(個人用小切手)が普通に使われており、飲み会後の割り勘など個人間のお金のやり取りは大概小切手で金額を書き込みサインをしたらハイッて渡すのです。日本と違い、個人間の銀行振り込みはほとんどありません。


    でも小切手を貰ったは良いけれど、赴任当時はそれをどうすれば良いのか分からずATMで苦戦していると機械から封筒がニョキッて出てきたんです。ええ〜なにこれ?、指示に従い、それに小切手を入れて再び投入、するとacceptedの表記が出て終わり。通帳もなく処理が実行されたかどうかも良く分からなかったので随分と不安を感じたものです。


    クレジットカード大国のアメリカに赴任するともっと大きな違いを感じるそうです。それは「借金」に対する考え方です。日本では無借金でローンもなく、きちんとした収入があり、支払いは現金という人が「信用ある人」とされますが、アメリカでは違います。


    借金をしてそれを返済する「クレジットヒストリー」を若い頃から積み重ねることで「クレジットスコア(信用)」を高めるというのが常識です。クレジットカードを持たず、いつもニコニコ現金払いではヒストリーがないので「信用」されないのです。


    一般的にアメリカ人は買い物好きで、借金大好きです。借金して物を買うのは当たり前、しかも一気に返さず、少額ずつ返してクレジット枠を少しずつ増やしていきます。このクレジット枠は人によって大きく違います。枠が増額されると「おめでとうございます」というレターが来るそうです。


    クレジット枠が大きいということは「この人は借金をキチンと払う人です」というお墨付きをもらっているということなので、枠を作るためにあえて支払い方法も一括支払いではなくリボルビング払いを選択するというのです。「借金=悪」という日本人からは理解し難いのですが、アメリカでは借金をし、キチンと返す歴史を積み重ねることが借金をしないこと以上に大切なのです。


    国も変われば常識も違いますね。


    | - | 19:59 | comments(0) | - |
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