2018.05.17 Thursday
東京国立博物館で壇蜜さん?
朝一番で東博さんを訪問、1時間ほど時間ができたので駆け足で特別展示の「名作誕生」を観てきました。朝一番にかかわらず会場はすごい人。仏像から始まり、普賢菩薩像などの仏教美術、若冲、雪舟、俵屋宗達という巨匠たちの至極の名作、源氏物語、伊勢物語、見返り美人と国宝クラスの展示がこれでもかというほど続いています。
時間の制約もあり、いくつか展示を絞って鑑賞しようと思いましたが、音声ガイドのポスターを見るとご案内はあの壇蜜さん?、そうだな、朝から壇蜜さんの解説も悪くないなと音声ガイドを借りて一通り観ることにしました。ヘッドフォンから聞こえる壇蜜さんの声、何か不思議な気分。
昨年京都国立博物館で刀剣の特別展示があった際、刀剣乱舞のキャラクターの声優たちがガイドする特別バージョンをキャッキャ言いながら借りていた女子たちのことを思い出しましたが、その気持ちわかるわあ。朝から壇蜜さんが耳元で囁く、、、なんたるオジサン的妄想の世界(笑)。
期待に反して壇蜜さんのガイドは非常に分かりやすくて良かったのですが、時間が足りなくなって結局最後まで辿り着けませんでした。それだけが少し残念でしたが、岡倉天心たちが作り上げた日本美術研究誌「國華」の流れを追いかけながら、時系列的に日本美術の至宝を観ることが出来ました。それだけで大満足。
今年の秋冬はいよいよムンクやフェルメールなどの大作が日本に次々とやって来ます。特にフェルメールは世界に現存している絵の半分くらいがやってくるということもあり、大変なことになりそうです。アート好きな人にとって今年は当たり年なので、忙しい冬になりそうですね。
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